この所寒気が入り込みろそろ星見の山間部や高原などで凍てつく季節になってきました。
本州でも信州の野辺山高原辺りや標高が高いところでは-10度以下になってきています。
皆さんもそうだと思いますが、先日の記録的に早い降雪もあり天文趣味においては欠かせない自動車もそろそろ冬支度です。
愛車のスバル LEGACY B4は降雪前に車検に出していましたが本日引き取りの際にスタッドレスタイヤに交換してもらいました。
以前は自分でジャッキアップして交換したものですがだんだんと面倒になり最近は近所の自動車屋さんやガソリンスタンドにお願いしています。
■先ほど冬タイヤに交換しました
例年より1ヶ月ほど早いです。

スバルの4WD車は電装周りはデフォルトで寒冷地仕様なのでバッテリー上がりは皆無でしたが今回は念のために新品に交換したので安心です。
出かける前はキーホールの注油や寒冷地用ウオッシャーの交換、解氷スプレー、輪留め、ブースターケーブルや牽引ロープの点検をしないといけません。
若いころは怖いもの知らずで冬の信州の林道を走ったものですがさすがに今はスタックや事故が怖いので脱出用のレスキューグッズは割愛です。
星が良く見えるところは人里離れた山間部が多いので事故には気をつけてみなさんも今年の冬も無事星見ができますように。
道志みち遠征から一夜明けた23日の日曜日の午前中に待望の新しい望遠鏡が到着しました。
Explore Sientific社の208mm純ニュートン反射、カーボン鏡筒です。
意味はないのですがとりあえず家に運びこむ前に撮影。まずは基本的な検品だけしました。

画像ではわかりにくいのですが覚悟はしていましたがかなり大きいです。
正直、狭い我が家では置き場所に困ります。
鏡筒は10キロ程度と非常に軽いのでこちらは予定した通りでした。
ところで配送伝票を確認しますと発送元は米国の購入店なので中国⇒米国⇒日本という経路で到着。
海外ではこの手の製品はほとんどメーカー直送が多いのですがこの場合は販売店でのチェックはできません。
表現が悪いのですがこの米国の販売店は検品サギではなく安心しました。
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さて、
専用のキャリーバッグを開けると20cm鏡筒とコマコレと撮影用Tリングアダプタが鎮座しております。

付属の2インチサイズのHRコマコレはずっしりと重くいかにもアメリカンな雰囲気でナイスです。

鏡筒には結構立派なプレートが貼られています。
型番はN208CF。おそらく Newtonian 208mm Cabon Fiberの略でしょうか。
2インチフォーカサーも動作に問題はありませんでした。

小さい文字で208mm fl=814mm F3.9、MADE IN CHINAと記載されています。
AZ-EQ5GT赤道儀は本日修理から戻ってきましたので今度搭載して光学系のチェックをする予定です。
トータルコストは消費税と通関手数料3,100円を含めて8万円程度で収まりました。
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こんにちはです。 11/22の晩は今年の2月以来の道志みちに遠征しました。
GPVの予報通りに夜半から晴れてきましたが残念ながら霧に覆われてしまい
修理が待ちきれず先日追加購入したM-GENの動作確認のみで終わりました。
遠征先は道志と言っても神奈川県緑区で自宅から約22キロなので非常に近く便利です。
現地は以前と違って奥の駐車場は施錠されており入れなくなったのがちょっと残念です。
取り敢えず、ASI1600MM-Coolで撮影したM42付近のHαキャプチャー画像だけアップします。
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180mmF3.5で5分露出です。(Gain303、月明あり)

5分20枚撮影の予定がこの後に霧に覆われて断念。
ところで先日修理にだしたAZ-EQ5GT赤道儀ですが基盤の交換で不具合が直ったようです。
本日到着する予定なので具合が良ければ天気が次第ですが週末はAZ-EQ5GTで出動しようかと思ってます。
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先月注文した Explore Sientific社の208mm F3.9カーボンニュートンですが
先週の金曜日にセラーから製造完了のメールがありました。

まだ、
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残金のインボイスが届いて決済が終わるまではキャンセルになる可能性があるため
予断が許せないのですが、これで30年ぶりの望遠鏡は近いうちに手に入る見込みです。
何にしろ到着が楽しみですー
しかし、このところ国内の代理店で購入したM-GENスパーガイダーやAZ-EQ5GT赤道儀でトラブルが発生したので個人輸入のこの鏡筒に何かあると心配ですが
検品もしっかりするそうなので問題はないと思っています。
ES208には専用のソフトケースとHRコマコレクターが付属しますので

移動も楽だし眼視・撮影ともすぐに運用できそうなので期待しています。

チェックしたところExplore Sientific社の本家でも$800から$600程度に値下げしたようです。
ただ本家ではHRコマコレは付属しません。何でだろうか?
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11月5日の晩は2ヶ月振りの遠征で来月には通行止めになる富士山太郎坊に出向きました。
遠征は9月の新潟県南魚沼市以来ですが、天気も良く週末なので予想通り星屋さんで大盛況。
20時前には到着したのですが既に10台以上は陣取っていたように思う。
8合目付近まで冠雪した富士山をバックに帰宅前に一番上の第一駐車場で撮影。

さて今回は諸事情がありお手軽なNIKKOR 50mmレンズによるオリオン座です。
下の画像はL画像を撮影中のSharpCapのキャプチャー中のイメージです。(android 7インチタブレットのリモコン)

とりあえずLRGB合成で仕上げてみました。
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L画像はHαフィルターで撮影したためバーナドループがくっきりと浮かび上がりました。

この他に2枚撮影したのですが、機材のトラブルがあり残念ながらまともなのはこの1枚だけでした。
■撮影データ
ZWO ASI1600MM-Cool(-33℃)+NIKKOR Ai 50mm f1.4->f4、L(Hα ,12ns):3分x5+RGB(各3分x3)
YIMGでStackとLRGB合成、PS CCで現像。ガイドはAZ-EQ5GTによる自動
今回はASI1600のGainはデフォルトの200から300にしたので各コマを3分で撮影してみましたが、
9月のファーストライトと同様のGainは200で露出時間をL画像のみ5分以上に延長したほうが結果は良いと思いました。
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