続編です。思いついた順に記載します。
GEバリレラとは「General Electric Variable Reluctance Phonograph Cartridge」 の略で
これは完全に和製造語で海外ではGE VRとかで呼ばれているようだ。
発電方式はMMでもMCでもなく、独自の「Variable Reluctance」方式(バリレラ型)。
専用フォノアンプ経由がベストだが通常のMM受けのプリでも十分鳴らせます。
バリレラ型の仕組みについてちょっと説明すると2個のコイルが巻かれた大きな磁性体が本体内部に格納されていて
発電は針先の水平方向の振動による磁気流によるもの。
ちょうどエレキギターのピックアップ(コイル+磁性体)と弦(針先)との関係に近い。そのうち内部の写真も掲載します。
出音はストレートかつ骨太でまさにモノラル盤を聴くにはうってつけのカートリッジです。
オーディオ関連は下記のサイトに移動しました。
http://news.thebeatles-1.com/

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米国General Electric社がかつて発売していたモノラルカートリッジバリレラ RPX-050を紹介します。
管理人はビートルズのアナログ愛好家ですが聴く道具としてこのカートリッジを愛用しています。
1950年頃に発売されたいわゆるビンテージものですが
モノラル全盛期のカートリッジなのでビートルズに限りませんが1950年から60年代にプレスされた
古いモノラル盤を再生するには非常に適したカートリッジです。
原盤を軸に日々聴いている方に一押しのものです。今回は定番のRPX-050トリプルプレー。

その特徴は
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1.モノラル専用針が使用できる。
いわゆるマイクログルーブ溝に適したモノラル専用、1ミルサイズの交換針があります。

しかも水平方向の振動のみ拾う正真正銘のモノラル専用針でステレオ再生可能などといった中途半端なものではありませぬ。
これは大きなメリットで中抜けなし、盤ノイズ低減、オリジナルの迫力サウンドを堪能できますよ。
一応リカッテイング盤には0.7ミルの通常針もありますのでモノラル盤ならほとんどのものは再生可能です。
今回は紹介しませんがSP盤用の交換針もあります。
2.トリプルプレーと針の交換
RPX-050は針をホルダーに追加装着すればワンタッチで針を切り替えられます。
SP用の針も含めて78/45/33回転に対応するためGE社ではトリプルプレート呼んでいます。
1ミルと0.7ミルを装着すればオリジナルも再発盤の再生も簡単に切り替えできます。

長くなるので続きは次回に...
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